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機能回復訓練室(リハビリ)


リハビリテーション 院内集合写真


理学療法士(PT)、作業療法士(OT)言語聴覚士(ST)を含めて
31名のスタッフで、院内のリハビリと訪問リハビリを行っております。
患者さまに寄り添ったリハビリを目指して、患者さまの望んでいらっしゃることを
スタッフ全員で確認・共有し、頑張っていただけるようお声掛けしてまいります。

       当院では帝京科学大学、臨床福祉専門学校、帝京平成大学、杏林大学などのPT・OTの
       養成学校から実習生を受け入れております。
       将来の医療を担う人材育成のために、院内での実習活動にご理解とご協力をお願いいたします。

理学療法士による患者さまからのよくあるQ&A

 1.Q リハビリの対象はどんな病気が多いですか?
    当院では骨折等の運動器疾患が4割、脳出血、脳梗塞等の脳血管障害が4割、肺炎等の呼吸器疾患が1割、
     がんは1割の割合になります。
 2.Q なぜ、術後早くからリハビリを開始するのですか?
    ベッド上で安静にしている時間が長いと、筋力低下や関節が硬くなるなど合併症を併発しやすくなります。
     そのため早期より他職種と連携しながらリハビリを行っていきます。
 3.Q 一日にリハビリはどれ位やるのですか?また時間はどれ位ですか?
    主治医の指示のもと平均一日1~2時間程度になります。
     地域包括ケア病棟では1日3時間のリハビリを行う事があります。
 4.Q 外来リハビリを受けるには?
    外来を受診し、主治医がリハビリ適応と診断してからになります。
 5.Q 理学療法士の役割を教えてください。
    身体に障がいのある人の基本的な動作能力の回復や維持、悪化の予防を行います。
     運動療法や物理療法(温熱や寒冷、電気刺激などを加えるもの)によって、
     基本動作(起き上がり・車いす移乗・歩行等)の回復訓練を行うリハビリの専門家です。

作業療法士・言語聴覚士による患者さまからのよくあるQ&A

 1.Q 作業療法士の役割を教えてください。
    生活の中にある様々な活動を利用し、その人の健康的な部分をのばして
     生活のしづらさをへらし、自分らしくイキイキとした生活ができるように
     支援を行います。
     日常生活を円滑に送るための複合的動作を可能とする訓練を行うリハビリの
     専門家です。
     日常動作である「生活活動(食事、料理、掃除、読書等)」の訓練として、
     レクリエーション(遊び、スポーツ)や、創作活動(ゲーム、体操、編み物、
     陶芸、絵画、音楽など)も行っていきます。
 2.Q 言語聴覚士の役割を教えてください。
    話す、聞くなどの機能に障害のある方に対して検査や評価を実施し、訓練や
     指導、支援を行います。
    「ことば」や「聞こえ」だけでなく、食物を口から「食べる」ことも支援する
     リハビリの専門家です。

制限回数を超えるリハビリの保険外併用療養費について

疾患別リハビリテーションの標準的算定日数(保険適用の期間)を超えた場合は、月13単位を限度として保険適用となります。
それを超えてリハビリテーションを行う場合は、保険外併用療養費『選定療養(保険外)』として自己負担となります。

料金は下記の通りとなります。
疾患別リハビリテーション料 保険適用の期間 保険外併用療養費(選定療養)
保険適用の期間を超えて行う場合
脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅰ) 180日 2,695円
廃用症候群リハビリテーション料(Ⅰ) 120日 1,980円
運動器リハビリテーション料(Ⅰ) 150日 2,035円
呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ) 90日 1,925円